第８章 心理学的特性を測る
心理尺度
心理尺度の信頼性係数を求める。信頼性係数は、心理尺度の各項目が連続変量であることが仮定されているが、カテゴリ項目であってもカテゴリ数が７カテゴリと多い場合は連続変量と見なして計算できる。この場合の信頼性係数を求めるプログラムを＜岡本安晴「心理学データ分析と測定」勁草書房＞の解説に従って作成した。これは、次のウェブサイトに用意した。
尺度項目がカテゴリ変量であり、項目のカテゴリ数が２個とか３個と少ない場合は、連続変量と見なすことには無理がある。カテゴリ変量のモデルに基づいて信頼性係数を算出する方法（Okamoto, 2013）によるプログラムを作成、次のウェブサイトに用意した。
上のプログラムを利用する場合、項目に逆転項目が含まれているときは、逆転項目のカテゴリの順序を逆にして他のものに合わせる必要がある。そのためのプログラムも次のウェブサイトに用意した。