Jupyter間のプログラムの簡単な移動・コピー
AnacondaのJupyter Notebookの場合は、プログラムファイルの格納されているフォルダか、あるいはその上位のフォルダにカレントディレクトリを移動してから、Jupyter Notebookを起動すればよい、起動したJupyter Notebook内でファイルにアクセスできる。
Jupyterを起動したときのフォルダがv_envのように固定されているときは、以下のようにファイルの移動・コピーを行えばよい。
Jupyterへ取り込む場合と、コピーする場合に分けて説明する。
Jupyter Notebookのセル内の一部のテキストのコピー・貼り付けは、「Shiftキー ＋ 右ボタンクリック」で表示されるメニュから「コピー」あるいは「貼り付け」を選ぶとよい。
なお、AnacondaにおいてインストールしたJupyter Notebookにおけるコピー・貼り付けの例（2024.04.05）をこのウェブサイトに用意した。
Jupyterへの取り込み
プログラムを含むフォルダ（ファイルだけの場合も同様であるので、フォルダの場合について説明する）を直接コピー・貼り付け（あるいは移動）すればよい。例えば、フォルダjptr_files（図A.1）のコピー・貼り付けの場合を考える。
図A.1
図A.1では、フォルダjptr_filesがフォルダR:\Yasuharu\temp\内にある。
フォルダjptr_filesの中身は図A.2のようになっている。
図A.2
ファルダjptr_filesをjupyterが起動したときのフォルダv_env内にコピー・貼り付けを行う（図A.3）
図A.3
図A.3では、jupyterを起動したときのフォルダがv_envであり、そこに仮想環境用のフォルダmy_jが置かれている。
コピー・貼り付け後のフォルダv_envを図A.4に示す。フォルダjptr_filesが張り付けられていることが分かる。
図A.4
図A.4の状態でjupyter notebookを起動すると図A.5のようになる。
図A.5
コピー・張り付けたフォルダjptr_filesが表示されているので、これをクリックすると図A.6のようになる。
図A.6
NotebookのファイルMain.ipynbをクリックすると、図A.7の画面になる。
図A.7
実行ボタンをクリックすると、図A.8のように実行結果が出力される。
図A.8
上で説明したファイルjptr_filesは圧縮ファイルjptr_files.zipとして用意したので、ダウンロード・展開して自由に試すことができる。
Jupyterからのコピー・取り出し
Jupyter Notebookのプログラムファイルは、通常のファイルのコピー・貼り付けの作業で他の場所にコピー・貼り付けができる。
例えば、図B.1のJupyter Notebookのファイルはフォルダjptr_filesの下にある。
図B.1
Jupyterのホームページでは図B.2のように表示される。
図B.2
Jupyterを起動するときのフォルダーv_env内を見ても、フォルダjptr_filesがあることがわかる（図B.3）。
図B.3
このJupyter Notebookのフォルダ（あるいはファイル）は、普通にコピー・貼り付けができる（図B.4）。
図B.4
フォルダR:\Yasuharu\TemporalF\にコピー貼り付けした結果を、図B.5に示す。
図B.5
なお、データ分析のためのPythonプログラミングを＜岡本安晴「いまさら聞けないPythonでデータ分析」丸善出版＞で説明している。また、Jupyter Notebook用のサンプルプログラムファイルをこのウェブサイトに用意している。
統計分析のPythonスクリプト例は、＜岡本安晴「データを使いこなすための統計入門」22世紀アート＞のウェブサイトに用意している。