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プロジェクタのブラック・アウト

ディスプレイ画面全体を黒で覆うプログラムBlackOut.exeを作成した。プログラムファイル名BlackOut.exeをクリックしてダウンロード・実行すると画面全体が真っ黒になる（図１）。

図１

このとき、PCの画面がプロジェクタに投影されている場合は、プロジェクタの電源を切ったときと同じ状態になる。

真っ黒な画面上をマウスでクリックするとボタンが表示される（図２）。

図２

ボタンの周辺を拡大して示したものが図３である。

図３

「Close」ボタンのクリックでプログラムの実行終了となる。「Black-Out」ボタンをクリックすると、再び画面全体が黒で塗りつぶされる。「Frame-Sizable」ボタンをクリックすると、フォームの枠が表示される（図４）。

図４

右上の「―」ボタンをクリックすれば、黒のフォームをアイコン化して下のバーに収めることができる。このアイコンをクリックすれば、黒のフォームが再び表示される。

プログラムのソース・コード・ファイルなどを圧縮ファイルとしてまとめた。圧縮ファイル名BlackOut.zipをクリックしてダウンロードすることができる。ダウンロードした圧縮ファイルの名前BlackOut.zipをマウスの右ボタンでクリックして表示されるメニュから「解凍」、「展開」などを選んで解凍したファイルはVisual C++ 2008で開くことができる。

プログラムは以下に示すように簡単なものである。

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private: System::Void buttonClose_Click(System::Object^ sender, System::EventArgs^ e) {

Close();

}

private: System::Void Form1_Load(System::Object^ sender, System::EventArgs^ e) {

this->FormBorderStyle = System::Windows::Forms::FormBorderStyle::None;

this->WindowState = System::Windows::Forms::FormWindowState::Maximized;

this->BackColor = Color::Black;

buttonClose->Hide();

buttonSizable->Hide();

buttonBlackOut->Hide();

}

private: System::Void Form1_MouseClick(System::Object^ sender, System::Windows::Forms::MouseEventArgs^ e) {

buttonClose->Show();

buttonSizable->Show();

buttonBlackOut->Show();

}

private: System::Void buttonSizable_Click(System::Object^ sender, System::EventArgs^ e) {

this->FormBorderStyle = System::Windows::Forms::FormBorderStyle::Sizable;

}

private: System::Void buttonBlackOut_Click(System::Object^ sender, System::EventArgs^ e) {

this->Hide();

Update();

Application::DoEvents();

this->FormBorderStyle = System::Windows::Forms::FormBorderStyle::None;

this->WindowState = System::Windows::Forms::FormWindowState::Maximized;

buttonClose->Hide();

buttonSizable->Hide();

buttonBlackOut->Hide();

this->Show();

this->TopMost = true;

}

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Vidual C++プログラミング入門書として＜岡本安晴「大学生のための心理学VC++プログラミング入門」勁草書房＞を上梓した。

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