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カッパ統計量Κ

カテゴリー評定の評定者間一致度

人の評定者のカテゴリー評定における一致度を表す指標としてカッパ統計量Ｋがある（Siegel et al.、1988、9.8節）。個の対象をカテゴリーで評定したときの人の評定者のデータを表１のようにまとめる。

表１　評定結果の集計

対 象	カテゴリー
	１　　　２　 ・・・　　ｊ 　・・・　　ｍ	一致度
１ 　２ 　・ 　・ 　・ 　ｉ 　・ 　・ 　・ 　Ｎ	n11 n12 ・・・ n1j ・・・ n1m n21 n22　 ・・・ n2j ・・・ n2m ・ ・ 　・ ni1 ni2 ・・・ nij ・・・ nim 　　　　　　　　　　　　　　・ 　・ 　・ nN1 nN2 ・・・　　nNj ・・・ 　nNm	S1 S2 ・ ・ ・ Si ・ ・ ・ SN
C1 C2 ・・・ Cj ・・・ Cm

この表１のような形式のデータに対して評定者間の一致度を表わす指標としてカッパ統計量Κが算出される。詳しくは、プログラムの使用説明と共に説明書（readme.pdf）として用意した。クリックして表示させることができる。

実行形式のプログラムは、.NET Framework3.5がインストールされているパソコンにおいてファイル名calckappa.exeをクリックしてダウンロード・実行できる。プログラムのソースファイルなどは圧縮ファイルとしてまとめた。これもファイル名calckappa.zipをクリックしてダウンロードできる。ダウンロードしたcalckappa.zipはマウスの右ボタンクリックで表示されるメニュから「解凍」あるいは「展開」などを選んで解凍すれば、Visual C++などから開くことができる。

　カッパ統計量Κの検定において正規分布の値が必要なときは、標準正規分布の確率を求めるプログラムがホームページ「正規分布の計算：Visual C++プログラム」に上げてあるので利用することができる。

　なお、Visual C++プログラミングの解説を＜岡本安晴「大学生のための心理学VC++プログラミング入門」勁草書房＞で行っている。

参考文献

（１）Siegel,S. and Castellan,Jr.,N.J. Nonparametric statistics for the behavioral sciences, Second ed. McGraw-Hill Book Co., 1988.

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