反応時間（Response/Reaction Time）
単純反応時間と選択反応時間
単純反応時間の測定では、毎試行同じ刺激が提示され、刺激提示から反応までの時間が測られる。プログラムSimpleRT.exeを実行すると図１のウィンドウが表示される。
図１
「開始」ボタンのクリックで実験が始まり、文字Ｊが表示されたときからキー「Ｊ」が押されるまでの時間が記録される（図２）。
図２
刺激は１０回提示され、１０試行の測定値から中央値が算出されて表示される（図３）。
図３
プログラムSimpleRT.exeは、ファイル名SimpleRT.exeをクリックしてダウンロードあるいは実行することができる。プログラムは.NET Framewaork3.5対応である。プログラムのソースファイルは圧縮ファイルSimpleRT.zipにまとめた。ファイル名SimpleRT.zipをマウスの右ボタンでクリックしてダウンロードしたものを、マウスの右ボタンでクリックして表示されるメニュから「解凍」あるいは「展開」を選んで解凍すると、Visual C++などで開くことができる。
選択反応時間の測定では、各試行において複数の刺激から１つが選ばれて提示され、刺激提示から反応までの時間が測られる。プログラムChoiceRT.exeでは、文字Ｊまたは文字Ｆが反応刺激として提示される。プログラムChoiceRT.exeを実行すると図４のウィンドウが表示される。
図４
「開始」ボタンのクリックで実験が始まり、文字Ｊあるいは文字Ｆが表示されたときから提示された文字と同じキー「Ｊ」あるいは「Ｆ」が押されるまでの時間が記録される（図５）。
図５
刺激はそれぞれ文字がランダムに１０回提示され、それぞれの１０試行の測定値から中央値が算出されて表示される（図６）。
図６
プログラムChoiceRT.exeは、ファイル名ChoiceRT.exeをクリックしてダウンロードあるいは実行することができる。プログラムは.NET Framewaork3.5対応である。プログラムのソースファイルは圧縮ファイルChoiceRT.zipにまとめた。ファイル名ChoiceRT.zipをマウスの右ボタンでクリックしてダウンロードしたものを、マウスの右ボタンでクリックして表示されるメニュから「解凍」あるいは「展開」を選んで解凍すると、Visual C++などで開くことができる。
上記２つのプログラムの詳しい説明は＜岡本安晴「大学生のための心理学VC++プログラミング入門」勁草書房、第15.1節「反応時間」＞に用意した。