相関係数の検定
Visual C++/CLRコンソール・アプリケーション
帰無仮説「相関係数＝０」を検定するためのt値を求めるVisual C++/CLRコンソール・プログラムを作成した。相関係数の検定については＜岡本安晴「データ分析のための統計学入門」2009、おうふう；第３章：検定＞などを参照されたい。プログラムは、ウェブサイト＜Visual C++/CLRコンソール・アプリケーションの作成＞で説明したプログラムに下記のようにコードを書き加えて作成した。
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#include "stdafx.h"
using namespace System;
int main(array<System::String ^> ^args)
{
Console::Write("相関係数r = ");
String
^ s = Console::ReadLine();
double r = double::Parse(s);
Console::Write("データ数N = ");
s =
Console::ReadLine();
int N = int::Parse(s);
double t = r * Math::Sqrt((N - 2) / (1 - r*r));
Console::WriteLine();
Console::WriteLine("t = " + t.ToString("F5") + " df = " +
(N-2).ToString());
Console::WriteLine();
Console::WriteLine("Enterキーを押すと終了します。");
Console::ReadLine();
return
0;
}
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このプログラムを実行すると、図１のようにコンソール・ウィンドウが表示される。
図１
相関係数の値を設定してEnterキーを押すと、データ数Ｎの値の入力が求められる。Ｎの値を設定してEnterキーを押すと、相関係数に対応するt値と自由度が表示される（図２）。
図２
図２の状態でEnterキーを押すと、プログラムの終了となる。
プログラム・ファイルは圧縮ファイルtestCor.zipとしてまとめた。ファイル名testCor.zipをクリックしてダウンロードしたものをマウスの右ボタンクリックで表示されるメニュ「解凍」あるいは「展開」などを選ぶと解凍できる。解凍したものはVisual C++などで開いてビルド実行することができる。実行形式ファイルtestCor.exeも用意したので、ファイル名testCor.exeをクリックしてダウンロード実行することができる。実行形式ファイルは.NET Framework3.5対応である。
なお、t値に対応する確率
を求めるVisual C++プログラムはウェブサイト＜ティ分布＞に用意した。